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NPO-EEネットは、MOHの会と共催のもと、10月20日(木)「びわ湖環境ビジネスメッセ2011」の同時開催イベントとして、「スマートコミュニティを考える〜東日本大震災を踏まえて」を実施しました。 当日は定員を超える参加者を迎え、追加席を設置するなど、関心の高さをうかがわせていました。
第一の講演では、千田二郎同志社大学 理工学部 エネルギー機械工学科 教授が、「環境・エネルギー問題と今後の持続可能な都市社会について」と題して、東日本大震災を踏まえ、環境やエネルギー問題の概論をコンパクトにお話いただき、さらに持続可能なエネルギー都市社会の実施事例を具体的に紹介いただきました。そして、スマートコミュニティでは、自律社会の構築のが重要になる点を強調されました。
次に柴田政明NPO-EEネット理事長は、「スマートコミュニティの視点での新たなビジネス展開」
をテーマに、スマートコミュニティが構築される中、地域の中小企業はが取り組むべく新エネ、省エネへの視点を示しながら、それが地域の活性化に資するためのポイントを指摘されました。
そして、森建司MOH通信代表は、「持続可能社会は、経済至上主義を否定する」を演題に、持続可能社会は経済至上主義社会からではなく、人のの絆、幸せを追求する社会により構築できるものであることを話され、その中核になるのは地産地消型の中小企業である点を述べられました。
スマートコミュニティについて、このように広範な観点から論じることで、私達の生活のあり方を改めて考えることができました。 |
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